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二人暮らしの家計簿1年分を集計|支出が多い月・少ない月の差と入金額の決め方

二人暮らしの家計簿1年分を集計|支出が多い月・少ない月の差と入金額の決め方
目次

二人の生活費を毎月同じ額だけ入れているのに、足りる月と足りない月がある。家計簿を数か月つけると、こうした月ごとの差が気になってきます。

この記事では、Futari Noteの運営者である私たちが二人暮らしの共通の支出を記録した1年分(2025年11月〜2026年10月)を、月ごとに集計した結果を紹介します。先に結論をまとめます。

  • 12か月の支出は合計約223万円、月平均は約18.6万円でした
  • 最も多い月(約21.7万円)と少ない月(約16.1万円)の差は約5.6万円で、差の大部分は食費(食料品と外食)の増減でした
  • 光熱費は月約5,000円〜2.4万円と差がありましたが、請求のタイミングによる差も含まれていました
  • 月平均の額で毎月の入金額を決めると、12か月のうち5か月は平均を上回る支出がありました

一組の記録であり、二人暮らしの平均や目安ではありません。自分たちの記録を見直すときの例として参考にしてください。

Futari Note運営者の1年分の記録:月平均は約18.6万円

私たちは名古屋市で二人暮らしをしており、2025年7月から、二人で使うお金をFutari Noteに記録しています。この記事では、直近の12か月分(2025年11月〜2026年10月)を集計しました。支出の記録は12か月で419件、月平均で約35件です。

費目 12か月の合計 月平均 割合
家賃 1,090,080円 約9.1万円 48.8%
食費(食料品・外食・カフェ) 749,504円 約6.2万円 33.6%
水道光熱費 183,476円 約1.5万円 8.2%
日用品(日用品・消耗品・衛生用品) 102,318円 約8,500円 4.6%
インターネット 47,196円 約3,900円 2.1%
その他(娯楽、交通、家具家電、医療など) 59,696円 約5,000円 2.7%
合計 2,232,270円 約18.6万円 100%

2026年3月に引っ越したため、家賃は2月までが月約8.2万円、3月からが月約9.5万円(管理費込み)です。今の家賃で12か月を計算し直すと、月平均は約19.1万円になります。引っ越しの初期費用は、この記録には入っていません。私たちは家賃・光熱費・食費・日用品・外食を共通の生活費として折半しており、記録していない個人の買い物は含みません。分担のルールは同棲の生活費ルールの決め方で、2026年1月〜10月の費目ごとの集計は同棲の生活費は月いくら?で紹介しています。

月ごとの支出:多い月と少ない月の差は約5.6万円

月ごとの支出と、共通の財布・口座への入金を並べると、次のようになりました。家賃は引っ越しの前後で変わったほかは毎月同じ額のため、「家賃を除く支出」の列も入れています。

月 支出 家賃を除く支出 入金 差額
2025年11月 164,256円 82,616円 250,600円 86,344円
12月 182,849円 101,209円 176,915円 −5,934円
2026年1月 180,767円 99,127円 170,690円 −10,077円
2月 183,237円 101,597円 170,262円 −12,975円
3月 207,513円 112,073円 170,113円 −37,400円
4月 204,914円 109,474円 180,005円 −24,909円
5月 216,981円 121,541円 200,993円 −15,988円
6月 198,299円 102,859円 200,005円 1,706円
7月 169,877円 74,437円 202,894円 33,017円
8月 161,096円 65,656円 200,000円 38,904円
9月 168,875円 73,435円 200,000円 31,125円
10月 193,606円 98,166円 200,549円 6,943円
合計 2,232,270円 1,142,190円 2,323,026円 90,756円

入金には、二人が入れたお金のほか、ポイント・キャッシュバック・利息や、前月の残りを入金として記録した分も含みます。

この表から分かったことは、次の3つです。

  • 家賃を除く支出は、月約6.6万〜12.2万円と2倍近い差がある:家賃を除いた支出の月平均は約9.5万円でした。毎月の支出の差は、家賃以外の費目から生まれています。
  • 支出が入金を上回る月が6か月続いた:2025年12月から2026年5月までの6か月は、支出が入金を上回りました。この6か月の不足分は合計約10.7万円です。
  • 入金を増やした後も、支出が入金に近い月がある:2026年5月以降の入金は月約20万円ですが、6月と10月は支出が約19万〜20万円でした。

支出の差をつくっていたのは食費

家賃を除いた支出のうち、最も大きく動いていたのは食費です。食料品と外食・カフェに分けると、次のとおりです。

月 食料品 外食・カフェ 外食・カフェの記録数
2025年11月 28,169円 31,756円 7件
12月 48,827円 10,209円 4件
2026年1月 29,995円 48,295円 7件
2月 18,308円 42,836円 13件
3月 51,840円 15,981円 5件
4月 43,470円 38,975円 10件
5月 41,396円 38,247円 11件
6月 17,648円 42,640円 5件
7月 26,780円 19,177円 5件
8月 35,223円 7,130円 3件
9月 27,887円 16,521円 5件
10月 21,788円 46,406円 11件
合計 391,331円 358,173円 86件

食料品には、費目名「食費」で記録した1件(1,008円)を含みます。

  • 食費の合計は月約4.2万〜8.2万円:食料品と外食を合わせた食費は、最も少ない8月が42,353円、最も多い4月が82,445円でした。月ごとの支出の差(約5.6万円)の多くは、この食費の差です。
  • 外食は1回あたり平均約4,200円:12か月で86件、合計358,173円でした。ただし、1回1万円以上の外食が5回あり、この5回だけで外食・カフェの約28%(98,570円)を占めています。
  • 食料品と外食は、片方だけ見ると読み違える:外食が4万円を超えた月のうち、2月・6月・10月は食料品が約1.8万〜2.2万円と少なめでした。食費の増減は、食料品と外食を合わせた額でも確認すると分かりやすくなります。

外食の予算の分け方は同棲カップルの交際費を無理なく抑えるコツで、食費の統計や分担方法は同棲カップルの食費平均はいくら?で紹介しています。

光熱費は、季節より請求のタイミングで動いて見える

水道光熱費は、12か月で183,476円、月平均約1万5,300円でした。月ごとでは、最も少ない2026年4月が5,371円、最も多い6月が24,367円です。

ただし、6月には電気代1か月分とガス代2か月分をまとめて払った記録があり、4月はその分が少なくなっています。私たちは光熱費を支払った月で記録しているため、使った月と記録した月がずれることがあります。また、2026年3月の引っ越しの前後で住まいが違うため、前後の月をそのまま比べることもできません。

3か月ごとに合計すると、次のようになりました。

期間 水道光熱費の合計 1か月あたり
2025年11月〜2026年1月 37,725円 約12,600円
2026年2月〜4月 48,473円 約16,200円
5月〜7月 54,574円 約18,200円
8月〜10月 42,704円 約14,200円

1か月ずつ見るより差は小さくなりますが、支払いのタイミングの影響は残ります。光熱費の予算を考えるときは、1年分の合計や平均で見るほうが判断しやすくなります。なお、2025年11月の水道光熱費には、通信費として払った4,268円を含みます。電気・ガス・水道の統計の見方は二人暮らし・同棲の光熱費はいくら?で紹介しています。

1年分を集計して見つかった、記録の揺れ

1年分を集計すると、毎月の確認では気づきにくい記録の揺れも見えてきます。私たちの記録には、次のようなものがありました。

記録の例 集計への影響
同じ種類の支出を別の費目名で記録(「食料品」と「食費」、「映画」と「娯楽費」など) 費目ごとの合計が分かれ、少なく見える
通信費を「水道光熱費」で記録 光熱費が多く見える
旅行用の積立に移した1万円を、支出(旅費)として記録 その月の生活費が多く見える
前月の残りを、翌月の入金として記録 入金の合計が多く見える
光熱費を、使った月ではなく支払った月で記録 月ごとの差が大きく見える

どれも間違いではなく、記録の付け方の違いです。ただ、1年分をまとめて見るときは、集計の前にこうした記録を確認しておくと、数字を読み違えにくくなります。半月や1か月ごとの振り返りで費目名をそろえておくと、年の終わりにまとめて直す手間が減ります。振り返りの進め方はふたりの家計を月1回振り返る方法で紹介しています。

1年分の記録から、毎月の入金額を決める手順

ここからは、1年分の記録を使って二人の入金額を見直すときの手順です。金額は私たちの記録を例にしています。

  1. 毎月ほぼ同じ支出と、変わる支出を分ける:家賃やインターネット代は毎月ほぼ同じです。私たちの場合、家賃を除いた支出は月平均約9.5万円でした。
  2. 変わる支出の平均と、多い月を確認する:家賃を除いた支出は、最も多い月が約12.2万円、少ない月が約6.6万円でした。平均だけでなく、多い月がいくらだったかも見ておきます。
  3. 平均で入金額を決めた場合に足りない月を数える:私たちの支出の月平均(約18.6万円)を超えた月は、12か月のうち5か月でした。平均ちょうどの入金では、こうした月に不足が出ます。また、引っ越し後の家賃で計算し直した月平均は約19.1万円で、2026年5月以降の入金(月約20万円)との差は1万円ほどです。家賃などの固定費が変わったときは、変わった後の金額で計算し直します。
  4. 不足をどう埋めるかを決める:平均に予備の金額を上乗せして入金する、余った月の残りを共通の口座に残して支出の多い月に回す、などの方法があります。
  5. 年に数回の大きな出費は別に考える:1回1万円を超える外食や、まとめて払う光熱費は、毎月の予算と分けて考えると予算を立てやすくなります。

入金額を決めたら、二人の分担額は生活費の分担シミュレーターで折半と収入比を比べられます。目的別の貯蓄の分け方は二人の貯蓄を目的別に分ける方法で紹介しています。

Futari Noteで1年分の記録を見る方法

Futari Noteでは、レポート画面で期間を指定して、二人の記録をまとめて確認できます。

  • 期間別収支:集計単位を「月別」にすると、月ごとの収入・支出・差額の推移を確認できます
  • カテゴリ別支出:指定した期間の支出を、費目ごとに合計して確認できます

この記事の数字も、Futari Noteに記録した内容を集計したものです。二人で記録を始める場合は、Futari Noteに無料で登録できます。

よくある質問

家計簿は何か月分あれば予算を決められる?

毎月の予算は、1〜2か月の記録があれば仮に決められます。ただし、光熱費の季節による差や、年に数回の大きな出費は、短い期間では分かりません。半年から1年分の記録がそろったら、予算と入金額を見直すと実態に近づけやすくなります。

月ごとの支出は、どれくらい変わるもの?

住まい、外食の頻度、光熱費の支払い方によって変わるため、一般的な目安はありません。私たちの記録では、多い月と少ない月の差が約5.6万円、家賃を除いた支出では約2倍の差がありました。自分たちの記録で、多い月と少ない月を確認してみてください。

食費は、食料品と外食を分けて集計するべき?

分けて記録しておくと、外食が増えた月や、食料品が増えた月が分かります。一方で、外食が多い月は食料品が少ないこともあるため、食費の増減を見るときは合計の額もあわせて確認すると判断しやすくなります。

まとめ

  • 私たちの1年分の支出は月平均約18.6万円で、多い月と少ない月の差は約5.6万円だった
  • 月ごとの差の多くは食費で、光熱費の差には請求のタイミングによる差も含まれていた
  • 平均の額で入金額を決めると、支出の多い月に不足が出る。多い月の金額と、不足の埋め方も決めておく
  • 1年分を集計する前に、費目名の揺れや、積立・繰越の記録の仕方を確認しておくと読み違えにくい

これは一組の記録で、平均や目安ではありません。二人の生活費の決め方は同棲の生活費は月いくら?、記録を続けるコツはカップルの家計簿が続かない7つの理由で紹介しています。


執筆
Futari Note 編集部

Futari Noteの運営者が記事を作成しています。計算例は記事内の前提条件を確認し、制度や料金に関する情報はリンク先の一次資料で最新の内容をご確認ください。

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