同棲して毎日一緒に暮らしていても、週末はデート気分で外食したいものです。一方で、仕事で疲れた金曜日の外食、作るのが面倒な休日のカフェ、雨の日のデリバリーなど、なんとなくの外食が重なると、月末の明細を見て予算との差に驚くことがあります。
外食そのものが悪いわけではありません。この記事では、二人の楽しみを減らさずに、外食費と交際費を見直すための4つのコツを紹介します。家で食べる食費の分け方は食の好みが合わないカップルの食費の分け方で、食費全体の目安は同棲・二人暮らしの食費平均はいくら?で扱っています。
外食が増えやすい場面
| 場面 | 例 |
|---|---|
| 疲れた平日 | 仕事帰りに「今日は食べて帰ろう」 |
| 休日の昼 | 作るのが面倒で、毎週カフェでランチ |
| 天気が悪い日 | 外に出たくなくてデリバリー |
| 予定のない休日 | 出かけたついでに外食と買い物 |
自分たちの外食がどの場面で多いかが分かると、どこを見直せばいいかが見えてきます。
コツ1:食費と交際費の予算を分ける
スーパーで買う食材と、二人で楽しむための外食を同じ予算で管理していると、外食が多い月に「食費がかかりすぎ」と感じ、毎日の自炊を切り詰めてしまうことがあります。原因は外食なのに、日々の食事の満足度が下がってしまいます。
次のように予算を分けると、どちらが増えたのかが分かりやすくなります。金額は説明用の仮定です。
| 予算 | 金額 | 含めるもの |
|---|---|---|
| 食費 | 月40,000円 | スーパーで買う食材、調味料、普段の総菜 |
| 交際費 | 月20,000円 | 二人での外食、カフェ、レジャー |
迷いやすいのが、忙しい日のデリバリーや弁当です。「食事の代わりなら食費、楽しむためなら交際費」のように、どちらに入れるかを二人で決めておきましょう。
コツ2:続けたい外食と、減らしたい外食を分ける
外食をすべて減らそうとすると、楽しみがなくなり長続きしません。1か月分の外食を書き出し、次のように分けてみてください。
| 外食の種類 | 例 | 考え方 |
|---|---|---|
| 二人で楽しみにしている外食 | 記念日の食事、月1回のお気に入りの店 | 続ける。予算に入れておく |
| 必要な外食 | 二人とも帰りが遅い日、体調が悪い日 | 続ける。代わりの方法も用意する |
| なんとなくの外食 | 理由はないが、なんとなく入った店 | 回数を減らす候補 |
「なんとなくの外食」は、二人とも満足度が低いことが多い支出です。ここを減らして、楽しみにしている外食に回すと、同じ予算でも満足度が上がります。
忙しい日に外食を選ぶこと自体は、無駄遣いではありません。二人の時間と体力を守るための選択でもあります。
コツ3:疲れた日の「代わり」を用意しておく
疲れて帰ってきた日に、料理をする気力がない。そんな日のために、外食やデリバリー以外の選択肢を用意しておくと、外食の回数を自然に減らせます。
- 冷凍食品やレトルト食品を常備しておく
- 休日に、温めるだけのおかずを多めに作っておく
- 切るだけ・焼くだけで食べられる食材を買っておく
- 帰り道のスーパーの総菜を、外食の代わりにする
価格は店や時期で変わるため、実際に買った額で外食と比べてみてください。
コツ4:お金をかけない過ごし方を増やす
外に出るとお金を使う、という過ごし方ばかりだと、交際費は増えていきます。お金をあまりかけずに楽しめる過ごし方も、いくつか持っておきましょう。
- 家で映画を観る日を作る(飲み物やお菓子を少し良いものにする)
- 手作りのお弁当を持って、大きな公園に出かける
- 近所の知らなかった場所を散歩する
- 二人で新しい料理に挑戦する
「今月は交際費が少ないから、今週は家で映画の日にしよう」と、楽しい予定として組み込むのがコツです。休みが合わない二人の過ごし方は、休みが合わない同棲カップルの過ごし方でも紹介しています。
クーポンやポイントも気にせず使う
同棲している二人なら、外食のクーポンや予約サイトのポイント、ランチタイムの価格などを使うのは、家計を助ける工夫です。「ケチだと思われそう」と遠慮する必要はありません。
交際費の配分例
月2万円の交際費を、どう配分するかの説明用の例です。
| 使い道 | 回数 | 金額 |
|---|---|---|
| 週末のランチ | 月2回 | 6,000円 |
| 月1回のお気に入りの店での夕食 | 月1回 | 10,000円 |
| カフェ | 月2回 | 4,000円 |
| 合計 | 20,000円 |
予定を先に決めておくと、「今月はあといくら使えるか」が分かりやすくなります。記念日がある月は、予算を増やすか、ほかの月の分を積み立てておく方法もあります。
外食やデートの会計を、その場でどう払うかは割り勘・ごちそう・立替え…カップルの支払いマナーで紹介しています。
予算を超えたときの話し方
月末に交際費が予算を超えていたら、責めるのではなく、次の月の予定を一緒に考えます。
- 「今月は外食が多かったね。来月は家で過ごす日を増やそうか」
- 「この店は二人とも満足だったから、来月も行けるように他を調整しよう」
- 「疲れた日の外食が多かったね。冷凍食品を買っておこうか」
体調や仕事の都合で外食が増えた月は、無理に削らず、予算そのものを見直すことも考えましょう。毎月の振り返りの進め方はふたりの家計を月1回振り返る方法で紹介しています。
よくある質問
同棲カップルの外食費は、月いくらくらいが普通ですか?
外食の頻度や住んでいる地域、二人の手取りによって大きく変わるため、一律の目安はありません。まず1か月分の外食を記録し、二人の手取りと貯蓄の目標から、無理のない予算を決めてください。
デリバリーは、食費と交際費のどちらに入れればいいですか?
決まりはありません。「食事を作る代わりなら食費、楽しむためなら交際費」のように、二人でルールを決めておけば十分です。決めたルールで記録を続けることが大切です。
相手が外食ばかりしたがります。
外食の何が楽しいのか(料理を作らなくていい、外の雰囲気が好き、など)を聞いてみてください。料理の負担が理由なら家事の分担を、雰囲気が理由なら、月1回のお気に入りの店に絞るなど、理由に合わせて調整できます。
まとめ
- 食費と交際費の予算を分け、迷いやすい支出の入れ先を決める
- 外食を「楽しみにしている」「必要な」「なんとなく」に分け、なんとなくの外食を減らす
- 疲れた日のために、冷凍食品や作り置きなど外食の代わりを用意する
- お金をかけない過ごし方を、楽しい予定として組み込む
- 予算を超えた月は、責めずに来月の予定を一緒に考える
自由に使えるお金の額の決め方は、同棲カップルのお小遣いはいくら?で紹介しています。