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結婚指輪・婚約指輪への「価値観のズレ」と予算の決め方

結婚指輪・婚約指輪への「価値観のズレ」と予算の決め方

プロポーズが成功し、いざ結婚へ向けてテンションが最高潮に達する中、ふたりの前に立ちはだかる最初の試練があります。それが「指輪(婚約指輪・結婚指輪)に対する価値観の致命的なズレ」です。

女性が「憧れのハイブランド(予算50万円〜100万円)の指輪が欲しい」と夢見る一方で、男性は「ただの金属の輪っかにそんな大金を出すなら、新婚旅行や新居の家具に回したい(予算10〜20万円で十分)」と内心思っているケースは非常に多いです。

本記事では、この「結婚準備における最初の金銭トラブル」を、感情論ではなく具体的なステップで解決する方法を解説します。

1. まずは「リアルな現在の相場」を知る

「婚約指輪は給料の3ヶ月分」という言葉は、数十年前のジュエリー業界が作った強烈なキャッチコピーであり、現代の事実とは全く異なります。

ゼクシィ等の最新の結婚トレンド調査によれば、現代の「婚約指輪(エンゲージリング)」の全国平均購入価格は約35万円〜40万円程度です。 また、ふたりで日常的に身につける「結婚指輪(マリッジリング)」のペア(ふたり分)の平均価格は約25万円〜30万円程度です。

まずはこの「平均データ(相場)」をふたりで共有してください。男性が「結婚指輪なんて数万円で買えるでしょ」と無意識に買い叩こうとしていたり、女性が「ティファニーの100万のリングが普通でしょ」と思い込んでいたりするお互いの認識を、現実の相場に着地させます。

2. 指輪を買う「予算枠(財布)」をどこから捻出するか定義する

指輪を買う際、最もモヤモヤするのが「誰のお金から出すのか?」という点です。

パターンA「男性の個人のお金からプレゼント(全額負担)する」

婚約指輪(エンゲージ)に多いパターンです。この場合、財布の紐を握っているのは男性(支払う側)です。「僕の全財産を使ってでも、どうしても喜ばせたい」というスタンスなら問題ありませんが、男性側に資金の余裕がない場合、「予算上限」をはっきりと女性に伝える必要があります。 「君の見ているブランドは素敵だけど、僕の出せる現実的な限界は〇〇万円だから、その中で最高のものを選ばせてほしい」と素直に伝える勇気が、後の借金や生活苦を防ぎます。

パターンB「ふたりの『結婚・新生活プロジェクト用貯金』から出す」

現代の結婚指輪(マリッジ)で主流な考え方です。 ふたりで毎月貯めてきた共通の「ハブ口座」からお金を出します。この場合、指輪にかける予算が上がれば、自動的に【新婚旅行のグレード】や【新居の家電のランク】が下がります。 ここが最大のポイントです。

3. トレードオフ思考で「ふたりの優先順位」を可視化する

女性がどうしてもハイブランドの50万円の指輪を欲しがり、男性が難色を示している場合、「指輪が高い・安い」だけで議論しても平行線です。 そこで、「トレードオフ(何かを得るなら、何かを諦める)」の議論に持ち込みます。

「ふたりの現在の結婚貯金は150万円。指輪に50万円使うと、残りは100万円になる。そうすると、希望していた『ハワイへの新婚旅行(60万円)』と『ドラム式洗濯乾燥機の購入(25万円)』を入れたら、新生活の予備費が15万円しか残らなくなるけど、それでも指輪の優先順位が一番高いという認識で合っている?」

このように「全体のパイ」を見せた上で交渉します。 それでも女性が「どうしても一生に一度の指輪にかけたい。旅行は国内温泉でいいし、洗濯機は縦型の安いやつでいい」と心から納得するのであれば、それは素晴らしい合意形成です。

感情を否定せず、「実現可能な条件」を探るのが正解

「指輪なんて見栄だろ」と相手の夢を切り捨てるのではなく、「君の欲しいブランドを叶えるために、他のどこを削るべきか。あるいは、購入時期を結婚1周年の記念日まで遅らせて貯金を増やすか」という【代案】を提示することが、一生添い遂げるパートナーとしての誠実な態度です。

日々の家計にメリハリをつけて「指輪貯金」を加速させる

「どうしても今の収入・貯金では希望の指輪に届きそうにない」という場合は、今すぐふたりのお金の使い方を見直し、「指輪のための先取り貯金」をブーストさせるしかありません。

「ふたり会議」を開き、アプリ「Futari Note」のシミュレーターを使って、現在の固定費やムダな支出を洗い出しましょう。「お小遣い制に変更して、浮いた毎月5万円を指輪口座に回す」といった具体的なアクションが見えれば、憧れの指輪購入も夢物語ではなくなります。

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結婚は「金銭感覚のすり合わせ」の連続です。最初の課題である「指輪」を冷静にクリアできれば、その後の家探しや結婚式のお金も必ず乗り越えられます!


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