プロポーズが成功し、いざ結婚に向けて動き出すふたりに最初に立ちはだかる「お金の壁」。 それが「両実家への挨拶の交通費」と「両家顔合わせ(結納)の食事会費用」です。
日常のデート代とは桁が違う数万〜十数万円のお金が一度に動くにもかかわらず、「どちらが出すのか(割り勘なのか)」非常に言い出しづらいテーマです。本記事では、このセンシティブなお金の話をスムーズに乗り切るルールを解説します。
1. 「実家への挨拶」の交通費ルール
パートナーの実家が遠方(新幹線や飛行機の距離)である場合、挨拶に行くだけで宿泊費を含めて何万円もかかります。
【基本(ベストプラクティス)】 原則として、「自分の実家へ行く交通費は、全額自分で(あるいは共通の結婚資金プールから)出す」のが現代のスタンダードです。さらに言えば、「相手の交通費も自分が負担する」という姿勢が最もスマートです。
「私の実家にわざわざ挨拶に来てもらうのだから、私の実家までは私が相手の新幹線代も出す(ご招待する)」というスタンスです。 「俺が挨拶に行きたいって言ったんだから、俺が自分の分は出すよ」と言われたら、そこでお礼を言って各自で手配すれば角が立ちません。「えっ、普通は折半(割り勘)じゃないの?」と当然のように請求してしまうと、一気に「ケチな人」「これからの結婚生活が思いやられる」と不信感を持たれます。
※すでに「ハブ口座(ふたりの結婚用貯金)」がある場合は、そこから「結婚準備というプロジェクト経費」としてまとめて出すのが最もモヤモヤしない解決策です。
2. 両家顔合わせの「食事会」の費用負担
両親同士を引き合わせる「顔合わせ食事会」。料亭やホテルのレストラン等で行う場合、一人あたり10,000円〜15,000円程度、両家合わせて(親4名+ふたりで計6名)総額6万〜10万円程度の出費が標準的です。
この食事会でお会計のタイミングになって親の目の前でもたつくのは最悪のマナーです。 ここでは以下の3パターンのいずれかを「事前に」確定させておきます。
パターンA「ふたり(新郎新婦)が主催・招待する」
最もトラブルがなく、親からも「しっかりしている・自立している」と安心されるパターンです。 食事会の名目を「私たちが親を紹介し、日頃の感謝を伝える会」と位置づけ、食事代の全額を「ふたりの貯金(共通口座)」または「完全に折半(各自3万〜5万円ずつ)」でカード一括決済します。当日、親が「ここは私たちが…」とお財布を出してきたら「今日は私たちが招待する会だから、手だけ合わせてね!」と笑顔でサッと引かせることができます。
パターンB「両家で折半する」
親世代の感覚として「子供に払わせるわけにいかない」という気持ちが強い場合、親に甘えて「両家(親)で割り勘の会費制」にするパターンもあります。この場合は「当日現金で集めるのは生々しい(親同士の牽制になる)」ため、事前に「一人1万円のコースだから、それぞれの親に自分から言っておくね」と裏側で根回しを済ませ、当日は新郎新婦のクレジットカードで一括決済するのがスマートです。
パターンC「どちらかの親が全額支払う」
一歩間違えると「あちらの家が主導権を握った」「マウントを取られた」と親同士の火種になるケースです。基本的には避けるか、もし一方が全額払う場合は「もう一方は同額程度のハイクラスなお土産を持参する」等でバランスを取る必要があります。
3. 手土産の金額バランスは「完璧に揃える」
挨拶に行く際の手土産(相場は3,000円〜5,000円程度)は、必ず「同等の価格帯・同等の格付けの品物」になるようにふたりで調整してください。
一方の親には「有名な高級ホテルの焼き菓子セット(5,000円)」を持っていき、もう一方の親には「近所のスーパーで買った地元の安いせんべい(1,500円)」を持っていくような事態は、のちのち親同士が話をした際に「うちの家系は舐められている」という致命的な亀裂を生みます。
ふたりの「結婚プロジェクト費用」を可視化しよう
結婚に向けた準備期間中は、交通費、お土産代、レストランの予約など、「どちらかが一旦大きな額をカードで立て替える」場面が連続します。 口頭で「あとで半分ちょうだい」と言うのは、結婚の甘い雰囲気を壊してしまう一因になります。
そんな時はアプリ「Futari Note」の出番です。 「顔合わせレストラン予約(60,000円)」「手土産代(5,000円)」など、結婚準備にかかった費用だけをレシート画像付きで登録しておきましょう。「今、結婚準備プロジェクトでこれだけお金が動いている」ということがお互いのスマホから明確に確認でき、月末にボタン一つで精算できます。
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