「新NISA、気になっているけど夫婦でどうやって始めたらいいかわからない」 「二人の名義、それぞれどう使い分けるべき?」
2024年から始まった新NISA(少額投資非課税制度)。 個人でも強力な制度ですが、夫婦で協力して活用すれば、その効果は何倍にもなります。
今回は、夫婦だからこそできる新NISAの最強活用術について解説します。
1. 夫婦で使うメリットは「非課税枠の倍増」
新NISAの生涯投資枠は、一人あたり1,800万円。 夫婦二人なら、合計で3,600万円もの資金を非課税で運用できます。
もし3,600万円を年利5%で20年間運用できれば、元本だけでも大きな資産になりますが、そこから生まれる利益(通常なら約20%の税金がかかる)がすべて手取りになるのは強烈なメリットです。
全力投資か、コツコツか?
夫婦の貯蓄ペースに合わせて、二つの枠をどう埋めていくかがポイントです。 一人の枠を優先して埋めるよりも、二人同時に積立を始めた方が、時間分散の効果も効きやすく、将来的な贈与税の心配も少なくなります。
2. 目的別に担当を分ける
夫婦でNISA口座を持つ場合、以下のように「目的」で口座や商品を使い分けるのもおすすめです。
A. 夫の口座:守りの資産(老後資金)
- 目的:定年退職後の生活費
- 商品:全世界株(オール・カントリー)などのインデックスファンド
- 戦略:60歳以降まで絶対に取り崩さない「長期放置」前提。
B. 妻の口座:攻めと流動性(教育・住宅・楽しみ)
- 目的:15年後の教育費や、数年後の住宅リフォーム、旅行
- 商品:S&P500や、一部高配当株など
- 戦略:必要になったら柔軟に売却することも視野に入れる。
※もちろん、逆でも構いませんし、二人とも同じ商品でもOKです。大事なのは「この口座のお金は何のために貯めているか」を二人で共有しておくことです。
3. 家計からの拠出ルールを決める
NISAはあくまで「個人の名義」でしか開設できません。 しかし、原資が「家計の共有財産」である場合、ルールを明確にしておかないとトラブルの元になります。
おすすめのルール:生活防衛資金は別枠で確保
投資は元本割れのリスクがあります。 「二人の貯金全額をNISAに入れる」のは危険です。 病気や失業など、万が一の時にすぐに使える現金(生活防衛資金:生活費の3〜6ヶ月分)は、必ず銀行預金として確保した上で、余剰資金をNISAに回しましょう。
毎月の積立額の決め方
- 毎月の世帯手取り収入を出してみる
- 生活費(固定費+変動費)を引く
- 残りの「貯蓄可能額」のうち、現金のまま残したい分を引く
- 残りをNISAの積立額に設定する
無理をして積立額を上げすぎると、急な出費の時に「損しているのに売らなきゃいけない」事態になります。 「長く続ける」ことが最優先です。
4. 定期的な「資産運用会議」を開こう
年に1〜2回は、お互いの口座の状況を確認し合いましょう。
- 「今どれくらい増えてる?」
- 「来年はもう少し積立額を増やせそう?」
- 「子供が生まれたから、ジュニアNISA(終了)の代わりにどうする?」
Futari Noteの「共有ノート」機能を使って、お互いの目標金額や現在の運用状況をメモしておくのもおすすめです。
まとめ
新NISAは、夫婦の未来を豊かにするための強力なツールです。 「難しそう」と敬遠せず、まずは少額(月1,000円〜)からでも二人でスタートしてみませんか?
二人の未来のための種まき、今日から始めましょう。