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同棲・新婚カップルの「生命保険」。受取人はどうなる?見直しのタイミング

同棲・新婚カップルの「生命保険」。受取人はどうなる?見直しのタイミング

同棲や結婚など、ふたりの生活が大きく変わるタイミングで、引越しの手続きや口座の整理に追われ、意外と見落とされがち(後回しにされがち)なのが「生命保険」と「医療保険」の見直しです。

「親にかけてもらったままの保険があるはず」 「社会人1年目で入ったまま、内容を覚えていない」 もしどちらか一方が倒れた時、「保険金」という究極のセーフティネットが機能しないと、残されたパートナーの人生設計が完全に崩壊してしまいます。本記事では、新婚・同棲カップルが絶対にやっておくべき保険の必須アクションを解説します。

1. 悲劇を防ぐ「死亡保険の受取人変更」手続き

結婚(入籍)をして法的な夫婦になった瞬間、まず真っ先にやらなければならない「事務手続き」があります。それは、現在加入している生命保険(死亡保険)の「受取人を【親(親族)】から【配偶者】に変更すること」です。

独身時代に加入した保険は、死亡時の保険金の受取人が高い確率で「実家の親」に設定されています。 もしあなたが病気や事故で突然亡くなった場合、法的にはあなたが残した財産(マンションのローン残債など)は配偶者に相続されます。しかし、受取人を変更していないと「数千万の死亡保険金は、配偶者ではなく実家の親にそのまま支払われてしまう」のです。

親族と配偶者の関係が極めて良好であれば親から配偶者へお金を譲ってくれるかもしれませんが、贈与税が発生するなど手続きが非常にややこしくなります。最悪の場合、残された配偶者はローンの返済だけを背負い、途方に暮れることになります。 入籍届を出したら、翌日には保険会社に電話をして「受取人を配偶者に変更」する書類を取り寄せましょう。

未婚(同棲中)のカップルは受取人にできる?

原則として、多くの生命保険会社は「法的な戸籍上の配偶者(または2親等以内の血族)」でなければ死亡保険の受取人に指定できません。 つまり、どんなに長く一緒に暮らしている同棲カップルでも、単なる恋人の状態では万が一の保険金を受け取ることはできません。(※最近では、自治体の「パートナーシップ宣誓証明書」等があれば、同性・異性を問わず内縁関係として受取人指定を認める保険会社も増えてきています)

2. 医療保険(入院時の保障)は、そもそもふたりに必要か?

生命保険とは別に、「病気やケガで入院した時に1日5,000円もらえる」というような医療保険に加入している人も多いでしょう。これを機に、本当に継続すべきか見直してください。

【医療保険を見直す(解約・減額する)ポイント】 日本には世界屈指の最強のセーフティネットである「高額療養費制度」があります。会社員(健康保険加入者)であれば、どれだけ高額な手術や長期間の入院をしても、月の医療費の自己負担額(手出し)は一般的な所得で「月額約8万〜9万円程度」に上限がストップします(差額ベッド代や食事代を除く)。

つまり、「ふたりの共有のハブ口座(生活防衛資金)に、現金で最低50万〜100万円程度の貯金」がしっかりキープされていれば、無理に毎月何千円も医療保険を払い続ける必要はないのです。 貯金が心許ない同棲スタート時期のみ掛け捨ての安い医療保険(月額1,000円〜2,000円程度)に入り、ふたりで現金の貯金が数百万円貯まったタイミングでスパッと解約して浮いたお金を投資信託などに回すのが、現代の最も合理的な資産防衛ルートです。

3. もし子供を考えているなら「今すぐ」検討開始を

結婚し、「将来的に子どもを授かりたいな」と考えている場合は、話がまったく変わってきます。 「自分に万が一があった場合、配偶者と【子供】が生きていくための数千万円単位の遺族生活資金(教育費を含む)」が必要になるからです。

この時点で初めて、掛け捨ての「大型の定期死亡保険」や「収入保障保険(毎月給料のように数十万円が支払われる保険)」への加入を真剣に検討する必要があります。 (※ここでも、高い利回りを謳う「貯蓄型(外貨建て・変額)の生命保険」には手を出さず、掛け捨て保険+新NISA(自分たちでの投資)に分けるのが鉄則です)

保障の土台は「強固な家計」と「日々の見える化」から

どんなに優秀な保険に入っていても、日々の生活費がカツカツで赤字を垂れ流している「火の車」状態では、本当の意味でパートナーを守ることはできません。

まずは現在のお互いの状況を透明にし、ふたりの「ハブ口座(共通の貯金用口座)」にいくらプールされているか(=現金という最強の保険)を可視化することから始めてください。 「Futari Note」の家計シミュレーターで「毎月いくらなら無理なく共通貯金に回せるか」をふたりで計算し、強固な防衛資金を最速で作ってみましょう。

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同棲・結婚は、保険証券の「ほこり」を払い落とす最高のチャンスです。親や担当者に言われるがまま払ってきたお金を見直し、ふたりのための最強の「守りのフォーメーション」を再構築してください!


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執筆・監修
Futari Note 運営事務局

■開発経緯・代表プロフィール
同棲3年目の開発者カップル(代表)が、自分たちの「理不尽なお金の喧嘩」や「不公平な生活費分担」の苦い実体験をもとに立ち上げたプロジェクトです。
■情報の性質(完全体験ベース)
単なるコラムではなく、実際に私たちが泣きながら話し合った「生々しい失敗談」と「読者カップルのリアルなアンケート」に基づいた解決策を提示しています。
■調査・執筆方針
家計防衛や税金、社会システムの解説については、国税庁や厚生労働省などの公的機関が発信する一次情報を必ず参照し、客観性と正確性を担保した上で執筆・監修を行っています。

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