「いよいよ同棲しよう!」と盛り上がった直後、多くのカップルを絶望の淵に突き落とすのが「引っ越しと初期費用の見積もり」です。
ネットでは「同棲の初期費用は100万円用意しろ」と言われることもありますが、これは「何も知らずに不動産屋の言う通りに払うとそれくらい搾取される」という意味でもあります。
本記事では、私たちが実際に同棲を開始した際の内訳(体験談ベース)と、知っているだけで数十万円安くなる「初期費用を削るリアルな交渉術」、そして「その莫大な費用をふたりでどう分担するか」について解説します。
1. 同棲の初期費用、本当はいくらかかるの? [体験談ベース]
一般的に「家賃の約5〜6ヶ月分」が賃貸契約の初期費用と言われます。家賃が10万円なら、契約だけで約50〜60万円が飛んでいきます。さらに、これに加えて以下の費用が発生します。
- 引越し業者の費用: ふたり分の単身パックで約5〜10万円
- 家具・家電の購入費: 冷蔵庫、洗濯機、ベッド等で約20〜30万円
- 生活雑貨: カーテン、食器、日用品等で約3〜5万円
合計すると、やっぱり100万円近くになります。
しかし、これをすべて真面目に払う必要は全くありません。「賃貸契約の初期費用」の中には、削れるものが大量に紛れ込んでいます。
2. 不動産屋にカモられない!初期費用の交渉術
見積書をもらったら、即サインをしてはいけません。以下の項目は「外してください」「別のものに変えます」と交渉することで、劇的に安くなる可能性があります。
① 「室内消毒代」「消臭抗菌代」(約1.5万〜3万円)
→ 【外す】 ほとんどの場合、市販の消臭スプレーを撒くだけの作業です。法的な支払い義務はありません。「自分でバルサンを焚くので外してください」と伝えましょう。
② 「24時間安心サポート」「鍵交換代」(サポート約1.5万円、鍵約2万円)
→ 【交渉する】 安心サポートは任意のオプションであることが多いです(※物件によっては必須)。鍵交換も、特殊なディンプルキーでなければ自分でホームセンターで交換可能なケースや、最低限のシリンダー交換にダウングレードできる場合があります。
③ 「火災保険」(約2万円)
→ 【自分でネット型に加入する】 不動産屋が勧めてくる火災保険は手数料が乗っているため割高です。「指定の保険会社ではなく、自分で選んだ保険に入ります。必要な補償内容は満たします」と伝え、ネット型の保険に入れば、年間数千円で済むことがあります。
④ 「仲介手数料」(家賃の1ヶ月分)
→ 【限界まで下げる】 法律上、原則として仲介手数料は「家賃の0.5ヶ月分」までと定められています。入居者の承諾がある場合のみ1ヶ月分を取れます。相見積もりを取り、「他社さんでは0.5ヶ月と言われたんですが…」と交渉材料にするのが非常に有効です。
3. この莫大な費用、ふたりでどう「分担」する?
さて、交渉をして初期費用を60万円まで圧縮できたとします。これを「彼氏が30万、彼女が30万」と単純な折半で済めば平和ですが、現実はそうスマートにいきません。
- 「私の方が手取りが少ないのに、30万円も貯金がない…」
- 「彼の実家から大きな冷蔵庫をもらうから、その分の価値はどう計算するの?」
- 「私が前の家でまだ数ヶ月しか使ってない洗濯機を持っていくけど、それはどう評価する?」
「現金」だけでなく「モノの持ち込み」が交差するため、初期費用の分担は同棲最初の「お金の喧嘩」の火種になります。
【解決策:持ち込み品も「現金換算」して全体像を把握する】 彼が持ち込む家具は〇万円相当、私が支払う敷金は〇万円…と、全体の負担額を一元化してシミュレーションすることが重要です。
Futari Noteでは、この複雑極まりない「同棲の初期費用」の予算組み・分担をすべて自動で計算・可視化できる専用シミュレーターを用意しています。 不動産屋に行く前に、まずはふたりで「どれくらいのお金が必要か」を診断してみてください。
この記事で紹介した具体的なアクション - 揉めない!同棲・新婚の初期費用シミュレーター - 家具はどちらが買う?ルール診断